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2004年1月1日から6月30日までの=院長日誌補足= 2004年 元旦 今年はどんな年になるでしょうね・・・ 個人的には、いい加減「少子高齢化」の「少子対策」になんとか手を打って欲しいと思う今日この頃ではあります。 どんな手立てがあるのかは判りませんが・・・頭のいい為政者にプロジェクトチームでも結成して欲しいものです・・・ 新年冒頭の言葉にはふさわしくないかも知れませんが、「景気回復」「年金問題」「医療・福祉問題」全て「少子高齢化」の「少子」部分にメスを入れないと根本解決はしません。 高齢化社会と口で言うのはたやすいですが、それははからずも、日本という国自体が「高齢化」していることに他なりません。 どの政党も「少子対策」について何も言いません。 それに対しマスコミもほとんど何も言いません。 僕ははっきり断言します。 どんなに選挙があろうと、誰が何を公約にしようと、それはその場限りの絵空事に過ぎません。 物事は何も解決しないのです。 じゃあ、お前に何かいい解決策があるのか?と聞かれたら 答えは「否」です。 ただ、それは「景気回復に何かいい解決策があるのか?」と聞かれた場合もやはり答えは「否」なんですけどね。 なぜなら、僕は政治家ではないからです・・・ 2004年1月8日(木) 突然電話が不調になった。 携帯電話ではない。医院の固定電話である。 4年前に購入したISDNのターミナルアダプタ機能付きの、当時最新だったモノである。 実は、この「購入」というのがミソだったりする。 世間では最近やたらIP電話というものが普及し始めているらしく結構、導入しませんか?というしつこいセールスの電話も多い。 「今お使いの電話機のリースが云々・・・」と言ってくるのだが、不思議と「いや、ウチの電話は買取りなモノですから」と言うと「あ〜、そうでしたか・・・」とあっさり引き下がってくれるのである。 どういういきさつがあるのか知る由もないが、まあともかく4年間くらいで電話機器を買い換えるつもりは毛の頭ほどもない。 さて・・・液晶表示に変な字が出て、ウンともスンとも言わなくなり、通話ができなくなった電話ではあるが、一か八か電源コードを抜き差しするとすぐに元通りに直った。 (こういうところはPCの扱いで「原因不明の不調の時は電源コードを抜き差ししてみよう」という教訓が役立っているかもしれぬ) そしてこういう時、携帯電話が役に立つことを改めて認識した。 通話できるかどうかの確認がすぐにできるからである。 これが、携帯電話が普及していない時代だったら大変なことだろう。 ある日突然電話が使えない。かけることも受けることも・・・ 電話会社に連絡もできない。 誰かに電話して「ウチの電話不調なんだけどちょっとかけてみてくれる?」ということもできない。 万が一、そういう事態に陥ったら、となりの家(もしくは会社)に駆け込んで「すみません、電話貸して下さい」と言うしかないんだろうなぁ・・・ あ〜、携帯電話を持っててよかった! 2004年1月15日(木) 意外と知られていない事実があることが判った。 「世界で標高が一番高い山はエベレスト、では、地球の中心から一番離れたところに頂点のある山は?」 ほとんどの方は「えっ!?エベレストじゃないの?」という答えが返ってくる。 答えは南米のエクアドルにある「チンボラソ」という妙な名前の山。 何故かというと、地球は完全な「球体」ではないかららしい。 つまり、赤道半径の方が極半径よりも大きく(なんと20キロ以上も半径が異なるらしい)、判りやすく例えると「ミカンのような形」をしているらしい。 こちらをご参照下さい。 何故そうなっているかと言うと、地球の自転で中央付近(つまり赤道付近)が膨らんでいるから、ということである。 とここまで書きかけたら、昨夜の某番組で「赤道付近と極付近では体重が異なる」という内容が放映されたらしい。 これも地球の自転の影響である。 自転で遠心力が働くため、赤道近辺に行くと「体重が軽くなる」のである。 余談だが、ロケットを打ち上げる時、「その国のなるべく南の方で打ち上げる」のはこの自転の遠心力を最大限に生かそうという意図があるハズである。 2004年1月22日(木) 先日、赤道付近では自転による遠心力があるため極付近よりも重力が小さい、という旨のことを書いたが、僕の知識不足による若干の認識の誤りがあったようであった。 どうも、赤道付近では「引力そのもの」が弱いらしい。 そもそも引力とは、質量の存在による「モノを引き付ける力」である。 月に出かけると、体重が約6分の1になるらしい。 これは月の引力が小さいためである。 固有の体重そのものが変わったわけではない。 この「固有の体重」を質量という。 紛らわしい言葉に「重力」があるが、これは「重さとして感じる力」とでも理解すればいいだろうか? これは相対的なものであり、加速度が加わると重力を感じる。 エレベーターに乗って上昇する時に感じる。 宇宙船で地球上の軌道を周回している場合、そこには地球からの「引力」はかかっている。 宇宙船が外に飛び出そうとする「遠心力」もかかっている。 それがちょうどつりあっていると、宇宙船内は重力を感じない、いわゆる「無重力状態」になる。 先日書いたのは、つまりこの相対的な重力が自転による遠心力のために引力から減産されて軽くなるということを書いたつもりであったのだが、どうも「引力そのもの」も小さいという指摘を受けた。 もっとも、その原因となっているのは地球が自転によって「回転楕円体」(極端に言うとミカンのように赤道付近が膨らんだ球体)を呈しており、赤道付近が地球の中心から最も離れているということに起因していることには間違いがなさそうだ。 2004年2月27日(金) フト気付くと日誌を一ヶ月以上サボっていた。 これじゃあ「日誌補足」じゃなく「月誌補足」になってしまう。 先日久しぶりにビデオを借りてきてみた。 劇場公開された時から見たい見たいとは思っていたが機会がなくてなかなか見れなかった2本。 一本は「タイムマシン」。もう一本は「スタートレック・ネメシス」 前者はH・Gウェルズ原作で、かつて一度映画化されたもののリメイク版。 昔の作品はかなり以前に観たことがあるが、おぼろげにしか内容は覚えていない。 新しいリメイク版だが、面白かった。 ハッキリいって矛盾だらけの映像ではあるのだが、(例えばタイムマシンのバリアから出た主人公の手はなぜ劣化しなかったのか?とか・・・) (崩壊した月が何故丸くならないか?とか・・・多分、月が崩壊したら大きなカケラは集まって丸い新しい月になり、細かな破片は土星のリングのように満遍なく地球にリング状に散らばると思う) (余談だが、月を壊して地球にリングを作れば、相当夜明るくなるんじゃないかなぁ。 ただし、常に軌道を離れた微細な小衛星が隕石として降り注ぐだろうという危険性はあるだろうが・・・) でも面白かった。文学的なのである。 原作がしっかりしているというのもあるかも知れないし、ノスタルジックな絵作りが奏効しているのかも知れない。 観た後に、色々考えさせられる一本であった。 あえて、無理に現代っぽくハナシを大きく曲げなかった監督に拍手を送りたい。(「猿の惑星」のように) 対して「ネメシス」は特に印象に残らなかった。 ドラマのシーズンものと大して変わらない気がした。 いや、むしろシーズン最終話の方が面白いかも知れない。 そうそう、ネメシスに出てきたピカード艦長のクローンだが、歯並びが違い過ぎる。 あれは同一の遺伝子を持った歯並びとは到底思えない。 2004年3月19日(金) 先日、ちょっと縁のあった方が亡くなり葬式に出席した時のこと・・・ 斎場の受け付けに「開封機」が置いてある。 北海道では香典を受け付け、それをその場で開封し、いただいた方に領収書をお渡しするのが慣例となっている。 このこと自体も非常に珍しいらしく、ちょっと話題になりそうなことではあるが今回はそのことはおいておく。 香典袋を開封するのに、「開封機」という機械を使うのである。 ハサミで切ってもさほどの手間ではないのだが、大抵の葬儀場にはこの開封機が備品として置いてある。 このようなものである。 上部構造の左上面にあるスリットは何のためにあるのか判らない。 下部構造の四角く「黒っぽく」見える部分が実は鏡になっている。 「なぜ、そこに鏡が埋め込まれているのか?」が判らない。 ちゃんとWEBページもある。 でも、詳しい解説がなされていないので、スリットの意味や埋め込まれた鏡の説明がない。 どなたかご存知の方はいらっしゃるだろうか?・・・ 2004年3月22日(月) 実は先週の金曜日に下記の日誌をUPした後、コクヨに問い合わせのメールを出した。 「スリットと鏡の存在理由を教えてくれ」と・・・ 今朝診療が始まって早々に電話がかかってきた。 「コクヨの○○です。メールで問い合わせがあった件ですが、特にスリットと鏡の存在理由はないです」とのこと・・・ ちょっとビックリ。 「一種のデザインみたいなモノです。強いて言えば上部のスリットはクリップを置くなどするのに便利かと?」 だそうです・・・ コスト削減のために鏡を埋め込むのは辞めた方がいいだろうと思いましたが、黙っていました。 最後にこうも言っていました。 「その問い合わせはよくあるんですよ」と・・・ よくある質問だったら商品説明のところに書いておけばいいのに・・・ 2004年3月29日(月) 死者が出るまで「問題視しない」事故が相次いで問題になっている。 我が国のかつてからの悪い点だろう。 某ビルの自動回転ドア、および某トラックメーカーの欠陥ハブのハナシである。 自動回転ドアは一年間に32件、実に10日に1件の割合で人が挟まれる事故が起こっていたらしい。 欠陥ハブは死者が出てもなお、2年間もメーカーはシラを切っていた。 一点、非常に気になることがある。 「監督省庁はナニをやっているのか!?」ということである。 そして、どうしてそれが問題視されないのだろうか? 国土交通省などがコメントを発表する場面を見たこともあるが、まるで「人ごと」であるかのような文言ばかり並べる・・・ 6歳の死はあまりに傷ましい。 予測できない動きをする子どもこそ、センサーが感知すべき対象なのに、そこに死角があるとか誤作動防止のためにセンサーを甘く設定していたらしいが言語道断もはなはだしい。 子どもを粗末にする体質を改善しないかぎり国に未来はないだろう・・・ 2004年4月01日(木) 僕はこの日を「年に一回ウソをつかない日」と決めている。 2004年4月02日(金) 別にメーカーの回し者ではないのだが・・・ こういう電動歯ブラシが新たに発売された。 今まで一度電動歯ブラシを使ったことがあるのだが、大きくて重くてとても長時間歯茎のマッサージをする磨き方には適さないと感じていたのであるが上記ニュースリリースを見て食指が動いた。 「業界最軽量・最スリム」との謳い文句である。 早速取り寄せて使ってみた。 重量は電池込みで約30gと負担は感じない。 驚いたのはヘッドの形状である。 当院で患者さんに勧めていた某社の製品とかなり近いカタチなのである。 毛束の数、並びはまったく一緒である。 ヘッド部分のスリムさも申し分ない。 (黄色い上のモノが新しい電動歯ブラシ) 毛先の耐久性はまだ試していないが、毛の硬さも妥当である。 欲を言えば「やわらかめ」の替えブラシヘッドも用意して欲しいものではあるが・・・ 定価も1785円(税込)と手頃であるし、もっといいのは替えブラシヘッドが「2本で315円(税込)」というのが嬉しい! 右に写っている歯ブラシが1本300円以上はするモノなので、長い目で見たらかえってお得かも知れない。 用途は振動の仕方から、どちらかと言うと「虫歯予防」よりも「歯周疾患予防」に適していると思われる。 2004年4月11日(日) ハードディスクがかねてから不調であったため換装しました。 色々と原因追求の過程が面白かったです。 ホームページビルター設定確認のためのテスト 味気ない更新でごめんなさい。 2004年4月16日(金) ついにレセコン(診療報酬明細書作成ようコンピュータ一式)を導入しました。 ちょっと過去に遡って診療内容を入力していますので忙殺されています・・・ 2004年4月23日(金) やや日が空いてしまったのですが、二週間ほど前にデスクトップ機のHDDを換装しました。 以前、ノートPCのHDDを換装した経験はありましたが、デスクトップの場合ははるかに楽でした。 筐体を開ければすぐに場所も判ったし・・・ もちろんHDDの換装をした、などという話題はネット上においてはさほど珍しい話題ではないでしょう。 そこで、今回はHDDをバラしてみました。 以前のノートPCのHDDを入れ替えた時も壊れたHDDをバラしたいなとは思っていたのですが、いかんせんネジが特殊でバラすことができませんでしたが、今回は普通のプラスドライバー一本でバラすことができました。 これがHDD本体の裏面の状態です。 いくつかのネジを外すとあっけなく中身を出せました。 左上がHD本体です。 これを見て「HD(ハードディスク)」と「HDD(ハードディスクドライブ)」をちゃんと「言い分けなければならないな」と実感しました。 つまり、一般に「HD(ハードディスク)」jと呼ばれているものはまさに「HDD(ハードディスクドライブ)」の中の円盤に過ぎないということです。 さらに分解しました。 これが「ドライバーではこれ以上分解できない状態」までバラしたHDDの中身です。 HDの円盤は二枚入っていました。 それぞれが、極めて平坦で反射率の高いまさに「鏡」のような円盤でした。 レンズや反射鏡のような光学製品を除いてこれほど平坦できれいな部材を見たことがありません。 それはそうでしょう。 滅茶苦茶高速で回転する円盤上をこれまた高速に移動するヘッドでデータを読み書きするのですから表面のわずかな凹凸があっても致命傷になるはずです。 今回は滅多なことでは目にすることができないHDそのものを見れていい経験になりました。 そうそう、HDの表面の一部にごく僅かなキズを見つけました。 恐らくそれが今回のHDDの動作不良に陥った限界だろうと結論づけられました・・・ 2004年5月1日(土) ひょんなことから「歯科にまつわる川柳(その他)」のページを新設しました。 覗いてみていただけますと幸いです。 実は、世には「歯科にまつわる川柳」を多数掲載したページも見つけたことは見つけたのですが、ウチでは川柳に限らず、短歌、都々逸、ラップ調なんでもアリとしてみましたので、川柳の枠にはまらない句でも表現できるのが特徴ということにさせていただきました。 「歯科川柳 みんなで投稿 がんばろう」 面白い句が浮かんだ方は掲示板「みんなの待合室」へどうぞ〜! 2004年6月18日(金) 思うところありまして、以前と少し体裁を変えてみました。 ふ〜〜〜、しんど・・・ 今後もちょこちょこいじっていくかも知れません。 思えば、今までも何度か大きなスタイルの変更を行ってきました。 振り返ると、このサイトが誕生してから4年以上の月日が流れています。 一貫して目指してきたのは「閲覧する人のPCの条件に左右されないページ作り」でした。(って言えば聞こえはいいのですが、単に新しい技術やソフトを導入したり勉強したりする手間が面倒臭かっただけとも言えますが・・・) さて、ここ半年くらいで「blog」というスタイルが勢い良く普及しているらしいです。 「個人の日記(ニュース)を発信するためのWEB上のツール」とでも言えそうですが、一瞬このblog(もしくは類似のWEB上で日記を更新するスタイル)を導入してみようかな?とも思ったのですが、見送りました。 いくつかの理由は、「デザインの自由度が低いこと」や「WEB上のサーバーのみにコンテンツがあって自分のPC上にはないという不安」、そして「cgiを設置するのが面倒」ということです。 数年前は掲示板のcgiなども自力で設置したりもしたのですが、blogもしくは類似の日記cgiの方がやや難解でした。 自分でcgiをある程度いじることができればデザインの自由度も増すのでしょうが、そこまでやる気力もありません。 というわけでこの「htmlによるblog風スタイル」を少し突き詰めてみようかと思う今日この頃ではあります。 2004年6月19日(土) 最近の報道でめちゃめちゃ「何だこりゃ!」って思ったのは「老齢になった時に決まった額の生活費を国民に支給することを統括する」庁の放漫な運営ぶりである。 普通、生命保険などの民間企業では集めたお金の「約1%」がユーザーに還元されない、つまり運営にかかる費用なんだそうである。 それが、かの庁ではなんと「約8%」が還元されず「運営」に充てられるのだそうだ。 そして、その庁の上層部の人達は国民から預かっているお金という意識は更々ないらしい。 国民から集めたお金は大した運用もできずに、むしろ減らしておきながら、支給するのに足りないから更にもっとお金を国民から集めましょう、という趣旨の法案も国会を通ったばかりである。 なんだか国家ぐるみの巨大な「ねずみ講」のように感じるのは僕だけだろうか?・・・ 2004年6月20日(日) 「ファインディング・ニモ」というCGアニメ映画があり、DVD発売と同時に買ってきて子ども達と観た。 ちなみに主人公ニモを英語表記すると「NEMO」。これはジュール・ベルヌ原作の「海底2万マイル」に出て来るノーチラス号という潜水艦の艦長の名前である。 サメとのいきさつや鯨とのエピソード、そして海底の冒険は「海底2万マイル」をいろいろと参考にしているのかも知れないと感じさせられた。 主人公の父・マーリンが巨大なサメから逃げ惑うシーンは「スターウォーズ・ジェダイの復讐(エピソード6)」中、再建途上のデス・スターの中でのミレニアム・ファルコン号が帝国軍の攻撃艇・タイ・ファイターに追いかけられるシーンさながらの迫力があった。 多分、他にも気づかないだけで、たくさんの「他の映画のパロディー」やエピソードをさりげなく盛り込んでいる部分があるんだろうなぁ・・・ 実はこの映画の製作会社PIXARは「トイ・ストーリー」で一躍有名になったCGアニメ製作会社なのであるが、いつも数々の映画のパロディーを盛り込んでいるのである。 トイ・ストーリーではかなりスターウォーズやスタートレックのパロディをこれでもかというくらい盛り込んでおり、ある意味ウケる。 もし、機会があったらCGアニメとバカにせず観てみて欲しい。 実は子どもに付き合わされて何度も観るのだが、何度観ても面白い。 惜しむらくは・・・数ヶ月前、「PIXARとディズニーが提携関係を解消した」というニュースが流れたことである。 個人的にはPIXARのスタッフはかなりSF好きの集まりなんじゃないかなぁ?と勝手に推察しているので、20世紀FOXあたりとタッグを組んでバリバリのSFのCGアニメを製作して欲しいなぁ・・・なんぞと期待していたりもする。 2004年6月21日(月) ちょっと昨日の続きである。 普通に観ると「ファインディング・ニモ」を貫くテーマは「父子愛」だろう。 一週間前に劇場で観た「デイ・アフター・トゥモロー」も人類存亡の危機の中にも父子愛に満ちた作品ではあった。 上記二作品は「命がけで父が子を助けようとする」というストーリーだが、昨日も書いた「スターウォーズ・ジェダイの復讐」は異なる。 「命がけで子が父を助けよう」と主人公ルーク自ら敵地に乗り込む。 8月に公開が予定されている「サンダーバード」もトレーシー一家の父子の物語ではある。まあ兄弟がたくさんなので、兄弟愛の方が大きいかも知れないが・・・ 映画は時に、結構世相を反映する。 現代はきっと「父子愛」に欠けているのだろう。だから「父子愛をテーマにした映画」が作製され、またヒットするのではあるまいか? 父親が子どもにしてあげられることは何なのだろうか?と改めて考えさせられたりもした・・・ 2004年6月22日(火) 三種の神器と言うのがある。 文字通りには神道における神事に用いられる道具を指す(カガミとツルギとマガタマらしい)のだろうが、現代ではなくてはならないモノ的な意味合い、あるいは備えておいた方が日常生活が著しく便利になるモノという意味に用いられているようである。 高度経済成長期では洗濯機、冷蔵庫、テレビが該当したらしいが、現代においてはこれらはほぼ全家庭に行き渡っていると言っても過言ではないだろう。 そして今やデジカメ、ハードディスク録再DVD、大画面薄型テレビが「家電新三種の神器」と言われている。 デジカメ、ハードディスク録再DVDプレーヤーはウチにもある。(日誌には書いていなかったが、三ヶ月ほど前にソニーのPSXというモノを購入している) しかし・・・大画面薄型テレビはない。 果たして大画面薄型テレビの定義はどのようなモノか判らないが、概ねブラウン管の限界である36インチを超え、さらにプラズマディスプレーか液晶と言ったブラウン管以外の薄型ディスプレーを指すというのが妥当だろう。 家電メーカーが躍起になっているのは判るが、一般に50万円以上するモノを「三種の神器」のひとつと謳うのはどうか?と思われる。 どうも、メーカー主導の戦略のように思えて仕方がない・・・ 2004年6月23日(水) 久々に院内の設備に大きな故障が発生した。 当院では「電解中性水」という殺菌水を院内の配管に繋いで回しているのだが、そのポンプがヤラれた。ポンプ下から水が滴り落ちているのである。 システム全体を設置した会社は数年前に倒産している。 自力で直すしかない。 ポンプを一度配管から外し、本体の分解できるところを分解し、組み立てなおしてみたが症状は収まらない。ナットなどの緩みではないようだ・・・ ポンプには「IWAKI MDH-401RV5E」というメーカー名および型番が打ってある。 ネットで検索したメーカー宛に「修理もしくは交換したい」旨メールを送信した。 うまく段取りが行って、自力で交換・修理ができたら公開しようと思っている。 水周りの修理は厄介なんだよなぁ・・・ (追記) 夕べ、メーカー宛にメールを送信したのだが、今朝早速返信があり「部品を送付してもらって自分で修理する」という段取りになった。 メーカーの対応は親切・丁寧で、自分で修理するための「保守・分解手順書」もファックスで送ってくれた。「リアケーシング」とか「インペラ」、「マグネットキャン」などといった専門用語が並んでいてどこまで理解できるか判らないが・・・ 2004年6月24日(木) 今日は朝からユニット(治療用椅子一式)のタービン(高速で歯を削る道具)のホースから水漏れ・・・ ビニールテープを巻いても水圧が高いようで、テープ巻いた端からピュ〜ピュ〜勢いよく出てくるし。 そうこうしていると院長室が急に暗くなり、蛍光管が一本切れていることに気づく。 開院して5年を経過するとあっちこっち故障が出てくるんだなぁ。 ちょっとブルー。仕方がないんだけど・・・ 2004年6月26日(土) 本日劇場公開! 当サイトではいち早く全容を公開! 「ハリーポッターとアズカバンの囚人」 2004年6月27日(日) しかしねぇ・・・故障が続く時は続くもので・・・ クルマの調子が悪い。数ヶ月前から気づいていたのだが、症状がちょっとずつ悪化している。 発進時にマニュアルミッション車の「エンストしそうな音」がエンジンからミッションにかけての部分から聞こえてくる。またボンッと言って軽い振動もある。 (ちなみに三菱車ではない) 今日、ディーラーに車を持ち込んだ。 やはりミッションに不具合があるらしく、部品を取り寄せた上で修理しなければならないらしい。 応対がヤケに懇切・丁寧であった。 そして「無償」で補修してくれるらしい・・・ 他のユーザーでも同じ車種で同じような不具合が出ているらしい。 まあ、走行しないとか、火を噴くとか、ハブが脱落するなどといった緊急性のある故障ではないのでとやかく言うつもりはない。 また、ベルトドライブのクルマであるので、むか〜〜〜し乗っていたスクーターでも同じような症状が出たことがあるので、きっと「ベルトドライブ」のミッションには起こりやすい不具合なのだろう。 そうそう、間もなく購入5年目の車検であるが、あまり長距離を走らないのでまだ走行距離が2万5千キロに達していない。 2004年6月29日(火) かなりこのページが重たくなっているので、画像満載で「ポンプの修理」について書くのは気が引けるのだが、早めに書かないと鮮度が失われるので強引に書くとする。 ブロードバンドじゃない方、ごめんなさい。 さて・・・昨日、先日書いた「イワキポンプ」というメーカーから修理用の部品が届いた。 4点からなるパーツだが、右上の「回転子」(「インペラ」というらしい)は二つの部品をすでに組み合わせた状態である。 大きさが判るモノを一緒に写し込めばよかったのであるが、その余裕はなかった。 上記画像が「据え付けられた状態」のポンプ、およびポンプ廻りの様子である。 手前青っぽい筒状のモノがポンプ本体。 一日あたり1〜2リットル(推定)の水漏れを継続してしていたので、下にはバットを敷いていた。このバットは昔写真の引き伸ばしをする時、現像液を入れるのに使っていたモノである。捨てないでとっておいてよかった・・・ 配管は右から入ってきて、ポンプに繋がり、上の方に強制的に水が送られる仕組みになっている。 実は、電解中性水は金属を腐食させる作用がちょっとあるので、金属製のポンプは使えない。そこで特殊なポンプが用意されているわけである。 上の写真のポンプ本体には一切金属が使われていない。 樹脂とセラミックとゴムパッキンからなっている。 配管に繋がっている8本のこれまた樹脂製のナットを外し、ポンプ本体を配管から外したところ。ここでまた配管に残った水がじゃあじゃあ漏れ出てくる。 いちいち「ひしゃく代わり」のコップで水を掻き出す。結構大変。 ポンプ本体を分解したところ。 青っぽい部分は金属製であり、中にモーターと強力な磁石が入っている。 そして、ポンプ自体は樹脂製で、中で回る回転子にまた磁石が入っている。 樹脂製のポンプ本体の外側から磁石の力で中の回転子が回る仕組みになっていたのだった。 部品を交換し、組み立てて、配管に元のように繋ぎなおして修理完了。 ノートPCのHDD交換よりは神経を使わない作業ではあった。 多分・・・歯医者多しと言えども、この手のポンプを修理した歯医者はそうそういないだろうと思われる・・・っていうか「だから何なんだ」と言われればそれまでではあるのだが・・・ ポンプの仕組みが判って面白い経験ができた。 2004年6月30日(水) うう〜〜〜・・・ひょんなことからこのようなモノを衝動的に注文してしまった・・・ 発送は7月14日以降らしい。 ネットでの決済やカード決済はおっかないので代引きで頼んだのだった・・・ |
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辺見歯科医院 北海道札幌市中央区 北1条西21丁目
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