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 「院長日誌補足」:2000年9月 
2000/09/30(土)  政府管掌の社会保険が破綻寸前と聞く。老人医療の負担が増えているのが原因らしい。

 解消するには保険の負担金を10%近くにしないとなりたたないという。労使折半なので本人負担は約5%となる。所得が40万円なら徴収額は2万円弱。

 所得税のように「累進課税」方式を取れないものか?低所得者の負担を軽くできる。
 あるいは、民間業者の委託運営とし、徹底的にコストを切り詰めてみてはどうだろうか?
2000/09/29(金)  H2Aロケットの打ち上げが再開されるらしい。
ただし、失敗を恐れて「衛星」を積まずに飛ぶ、試験飛行だそうだ。
カラで飛ばすのももったいない。

 子供たちから「宇宙に懸ける夢」などといったテーマで「絵」でも募集し、乗っけてはいかがだろうか?
 可燃性のカプセルにでも詰めて宇宙に送る。もちろん他の人工衛星やシャトルに衝突したら大変なのでうんと低軌道で放出し、1年くらいで落下させ、燃やしてしまう。

 子供にとってはまさに「夢」のようなハナシだと思うのだが・・・
2000/09/28(木)  約1年前から比較的進んだ歯槽膿漏の治療をしている患者さんがいるが、半年前に禁煙をしてから症状が悪化している。
 
 一般に喫煙は歯槽膿漏の増悪因子と言われているため、首をかしげた。

 ただ、よくハナシを聞くと禁煙後、ガムやキャンディーなどといった甘味食品をよく摂取するようになったらしい。これもよく聞く話だ。
 タバコをやめて口寂しくなってアメをナメたりガムを噛んだりするらしい。
 この方の場合、どうもこれが良くなさそうだ。

 ヒマなし口の中に糖分があると、口の中のバイキンも喜ぶはずだ。
2000/09/27(水)  巨人が優勝し、今までそごうでやっていた記念セールを三越で開催しているらしい。
 巨人とそごうは結びつかないが、巨人と三越はもっと結びつかない。
 ただし、三越名古屋店だけは「2001年中日優勝祈願セール」といった主旨でセールをやるらしい。

 要は集客できればなんでもありなのだろう。
 当院でも「巨人優勝セール」やったら患者さん押し寄せるかなあ?治療費30%OFFとか?(現実には保険治療費の値引きは認められていない。自費治療は値引き可)
2000/09/26 (火)  給与計算やレセプトの計算を「表計算ソフト」でやっている。
 今まで超古いマックのクラリスワークスでやっていたが、このほど全面的に近代的なWindowsのExcelに切り替えた。

 Excelで給与計算してみると、どうもクラリスの結果と違う。何度やっても微妙に違う。
 源泉徴収額と雇用保険の計算結果が、最大で1円の差が出てしまう。

 よくよく調べてみると、小数点以下を切り捨てなければならないところ、四捨五入になっていた。(これに気が付くのに3日3晩かかった)

 そんなこんなで「更新さぼり」の言い訳に代えさせていただきます。
2000/09/25 (月)  友人から「更新さぼってるぞ!!」と、お叱りのメールを戴いた。
 「更新が無いのは、元気な証拠」(なわけないか・・・)
 
 サッカー負けたのと、篠原の判定、まだ悔しい。巨人優勝とコンサドーレが勝ったのは嬉しいが・・・
2000/09/22 (金)  今日新しい入れ歯を入れにきたおじいちゃんは、ちょっと待つ間、治療台の上でイビキをかいて寝ていた。

 時々「歯を削っている最中」でも寝てしまう患者さんがいる。
 自力で口を開けてられなくなるし、無意識に喉の奥の水を吸い込んでゲホゲホとむせたりと、大変ではあるのだが、「それだけ信頼してくれているのだなあ」と思うようにしている。

 まあ、単に疲労が溜まっているだけという場合もあるだろうが・・・
2000/09/21 (木)  今日はやたらとセールスが多かった。
 「商品先物」のセールス。
 「広告」のセールス。
 「レセプトコンピューターソフト」のセールス。

 どれもはなからお断りなのだが、一応話を聞く。なぜ、聞くかというと、彼ら自慢のセールストークを「聞きたい」からである。
 場合によっては、患者さんとの会話に役立つ言い回しとかもあるかも知れない。

 でもスタッフに怒られた。「さんざん話を聞いておいて、最終的に断ると恨まれますよ」って。
 でも、話を聞かずに断られるのと、話を聞いてもらった上で断られるのとどっちがいいのだろう。

 今度セールスの人に聞いてみよう。
2000/09/20 (水)  オリンピックたけなわである。(変な言い回しか?)

 野球はなぜ、プロ選手をもっと入れて総力戦でできないのか?と疑問に思う。
 韓国は全員プロ選手と聞く。バスケットのアメリカチームもプロ「オールスター」らしい。
 野球はわが国の「第二の国技」ではないのか?

 ペナントレースを一時中断してでもオールスターで臨んで欲しかった。
 もちろんサッカーで海外のチームに所属する選手を呼び戻したように、野茂や佐々木も呼び寄せる。「金」間違いなしだろうに・・・

 でも、ふと考えた。オリンピックの晴れ舞台を目指して「プロ」の勧誘を断り、社会人で頑張ってきた選手もたくさんいる、ということも忘れてはならないのだろう・・・
2000/09/19 (火)  昨日書いた内容を、当院のスタッフの一人に話した。
 やはり1年6000KMでATF交換はありえない、と言う。(実はそのフタッフ、以前ガソリンスタンドでアルバイトをしていたことがある)

 それどころか、僕の乗る車はCVT(無段階変速)なのだが、これは普通のガソリンスタンドではATF交換ができないらしい。

 そのスタンドは絶対に行かないことに決めた。
2000/09/18 (月)  僕の乗っている車は、国産のベース車価格150万円の1500CC車である。
 買って約1年が経過した。

 通勤に使っていないせいもあるが、年間走行距離はまだ6000KMに過ぎない。
 昨日ガソリンスタンドでATF(自動変速機のオイル)の交換を勧められた。まだ、1年間、6000キロしか走っていないから必要ない、と言うのに執拗に勧められる。

 サギに等しい行為だが、原油価格が高騰している昨今ガソリンスタンドが生き延びるために必死なんだろうなあと思った。
2000/09/17 (日)  久しぶりに「囲碁」のソフトを買ってみた。
 どのくらい久しぶりがというと、6〜7年ぶりくらいである。

 以前買ったものはものすごく古い「マック」用のソフトで、めちゃくちゃ弱いものであった。
 今回のは強い。(少なくとも僕よりは・・・)
 とは言っても僕の棋力もたいしたことはないのだが・・・

 買ってすぐは、勝てなかった。でも3〜4回やっているうちに勝てるようになってきた。ここら辺が「コンピュータ」の悲しいところである。それなりの「クセ」があるのである。
 しかも、ヘボの僕にも見破られる様なクセが・・・

 また5〜6年経つと、さらに「強いソフト」が登場していることを願う。
2000/09/15(金)  今日は敬老の日。昔、勤労感謝の日とごちゃまぜになって「敬老感謝の日」と勘違していたことを思い出した。
 まあ、それはどうでもよいことではある。

 お年よりの中には「気難しい」方も多い。別段それが困るとか、厄介だというつもりはサラサラない。
 むしろその逆である。(多分、僕は気難しい老人になるだろう)

 発想を変えてみると、「彼ら」は歳を取ったから「気難しく」なったのではない。
 「気難しかった」から歳を重ねることができたのだ。

 もちろん柔和なお年よりもいる。そして彼らは柔和がゆえに、歳を重ねることができたのだ。
 それじゃあ、誰でも長生きできるかと言うと、そうでもない。
 「ポリシーやこだわりを持っていた方が長生きするんじゃないかな?」
 というのが僕の結論である。
2000/09/14(木)  昨日の記述は別に「コンビニに対する苦言」ではない。
 よくよく考えてみると、自分もコンビニの恩恵に預かっている。

 最大に利用しているのは「コピーサービス」である。
 機械は常に最新だし、何より早くてキレイだ。あれでA3まで白黒10円だから絶対に安い。コピー機を買ったり、リースするという気にならない。

 自前でコピー機を持つと、計り知れない経費となるだろう。
 本体価格、保守費用、トナー代、用紙代、電気代などなど・・・おまけに手軽さから失敗も増えるだろうし、余計なものまでどんどんコピーしそうだ。
 
 でも、コピー兼レーザープリンターは欲しい・・・
 (実はインクジェットプリンターすら所有していない)
2000/09/13(水)  スタッフが、どうも在庫管理ができない。
 薬品や、歯科材料がなくなりかかっても、平気でいる。
 「切らしたら患者さんに迷惑がかかるでしょ」と言いきかせても、その場は判ったような顔をするが、すぐまた「レントゲンのフイルムがあと1枚しかありません」とか「痛み止めの薬があと何回分かしかありません」となる。

 「あななたち、将来主婦になるんでしょ。米とか調味料とか切らしたら大変でしょ」と言ってはみたが、よくよく考えると、今は24時間ほとんど何でも手に入るご時世だ。

 コンビニが彼女らのような「備えなくても憂いなし」世代を生んだと言っても過言ではないだろう・・・
2000/09/12(火)  院長日誌補足:医院暦0616.10 

 我々は「アマゴサ星系」から連邦第8宇宙ステーションへの帰還途中、謎の生命体から攻撃を受けた。
 
 なーんて書き始めたらヤバイだろうなあ・・・
2000/09/11(月)  最近、ほうぼうの日記のページや掲示板を訪問している。
 結構面白いところもある。ここで紹介させていただいたり、リンク集のページを設けたりもしてみたいが、歯医者のページに内容がかけ離れるケースが多く、躊躇している。

 ただ、先ごろたまたま見つけた日記はすごい。出てくる単語の随所にリンクが張られている。まるでMicrosoftのhelpのようだ。
 「リンクフリー」と書かれてあるので勝手にリンクを張らせてもらうが、この日記の形態はインターネットならでは・・・という感があり、他の日記・エッセーとは一線を画している。

 ご興味のあるかたはこちら・・・
「雑記草」http://nagoya.cool.ne.jp/gggyg/zakkisou/zakkisou.html
2000/09/09(土)  「歯医者の独り言」というタイトルは、ちょっと色気がないので、変えてみた。
 このタイトルが何に由来するものか判る人は、100人に一人いるかいないかだと思う。
 「スタートレック」の「艦長日誌補足」をもじったものである。

 それから、「予約のページ」を一時休止。試行期間(約1ヶ月)の間、ネット予約が2件で、それも僕の友人の利用にとどまったためである。
 ほとんど利用されない予約のページを毎日更新することは、結構きつい作業であった。もし、要望があれば再開する予定ではある・・・
2000/09/08(金)  僕とほぼ同世代の友人が「ガン」で入院した。
 
 間もなくして、それを知るわけもない「生命保険」の代理店の人がやってきて「ガン保険」を勧められた。

 ノータイムで加入した・・・
2000/09/07(木)  最近、ちょっと本業の方が忙しくなってきた。
 ありがたいことに、以前より患者さんが増えているような気がする。

 多分夏の疲れが歯や歯茎にも及んでいるのであろう・・・
 こっちもちょっとお疲れ気味ではある。
2000/09/06(水)  先日あるテレビ番組(具体的には「テレビ東京系列」で毎晩11時から放映しているWBS:ワールドビジネスサテライト)を観ていて気になる表現があった。
 ・・・証券業界の「ガリバー」野村證券は・・・というクダリである。

 よく業界の突出した最大手を指して、「ガリバー」と表現する。
 「IBMはコンピュータ業界のガリバーだ」、等のように・・・

 これって変ではないだろうか?
 多分、「ガリバー」を「巨人」的な意味合いで用いているのだと思われるが、「ガリバー」自身は普通の大きさの人間だったはずだ。
 たまたま「小人の国」を訪れて相対的に「巨人」と思われただけのはずだ。

 それとも「揶揄」の意味を込めて用いられているのだろうか・・・
2000/09/05 (火)  こうしてほぼ毎日日記を更新していて、時々むなしく感じる時がある。

 自分は一体何をやっているんだ?本職は歯医者だろう?
 全く関係ないことをここに書き綴っていて、仕事の糧になるのか?
 専門書の1ページでも読んだ方がためになるのではないか?

 でも、こういうことを考え出すとキリがない。
 いきつくところは、何の為に生きているのか?という「どうどう巡り」に陥ってしまうのだから・・・ 
2000/09/04 (月)  さて、かみさんはインターネットにはまり始めている。

 ここで気が付いたのだが、「インターネット」というやつはすでに収拾がつかない状態になっているのではないか?・・・
 必要な情報にたどり着くのに、かなり苦労する。
 有象無象のサイトが多すぎるのだ。

 タイトルばかり立派で中身のないサイト、行政団体が作ったらしい1年間も更新されていないサイト、「売らんかな」の姿勢が前面に現れて「情報」はないサイト。
 こんなのが、ごちゃまぜになっている。

 誰か一元的に管理しないと、それこそ本当に「何もない洞窟」になってしまいかねない。
2000/09/02 (土)  Windows98がWindows Meにモデルチェンジするらしい。
 秋にも搭載パソコンが発売される見通しとのこと。
 コマーシャルには元「ピンクレディー」のMeを起用して貰いたい。

 モウ!!、全く、買ってすぐモデルチェンジするんだから・・・
2000/09/01 (金)  「歯科相談」のページを更新していないが、質問は活発に寄せられている。
 ここ最近は、「歯周疾患」の質問が多い。

 どうもやはり、歯周疾患というものの状態、治療法といったことはほとんどの方に知られていないようだ。
 これは、「国民の健康を司る省」の責任もあるだろうし、我々歯科医師の啓蒙不足もあるだろう。

 虫歯が多かった時代には「歯周疾患」の治療や予防までは手が回らなかった、という現実もあるかも知れない。
 いずれにせよ、歯周疾患は通常「強い痛み」や「見た目の異常」といった自覚症状が薄いのが特徴だ。
 虫歯なら、しみて、噛んで痛くなり、そのうち黙っていても痛くなる、という症状をたどるが、歯周疾患の場合はちょっと痛かったり、ほとんど症状がない、というのを繰り返しながら、目に見えない部分でわずかずつ進行していく。

 自覚症状があまりなく、目にも見えない、というのがこの疾患の恐ろしい部分ではある。

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