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 「歯医者の独り言」 

2000年7月号
2000/07/31 (月)  ようやく7月が終わろうとしている。
 日記は、とりあえず一月は続いた。いつまで続くか判らないが・・・

 歯科のホームページでありながら、「歯科」の話題はほとんどなかった。
 話題性に欠けることと、プライバシーの保護のためである。
 もちろん、「こんな面白い患者さんが今日来ました」などと言ったハナシは読むには面白いかも知れないが、もし書かれた人が読んで薄々気が付かない、といった保証もない・・・

 (一月ごとにページを更新します)
2000/07/30 (日)  ようやく札幌も「梅雨」があけたようです。こんな変んな夏は珍しいです。

 また「一週間のフシギ」の続き・・・
 友人から月の満ち欠けの周期は28日だろうと指摘をうけ、おかしいなと思いつつ本屋に行って「理科年表」を立ち読みしてみると、満ち欠けの周期は「29.5日」だった。
 ただし、月の「公転周期」は27.3日。

 月が地球を一回りするうちに、地球が太陽の廻りを約1/12回るため、このズレが生じるらしい。
 疑問は深まった・・・
2000/07/29 (土)  昨日の日記を見た友人からメールが届いた。

 「大陰暦の28日周期を4で割ると7だから、一週間は7日なのでは・・・」という内容だった。一理はあると思った。

 そして、新たな疑問が次から次へと湧いてきて、地下鉄の漫才ではないが、それこそ「夜も眠られなく」なりそうだ。
 ・現在のカレンダーは誰が制定したのか?
 ・なぜ2月だけ短いのか?
 ・1年はどうして12ヶ月なのか?
 ・1月1日はどうして半端な日なのか?(例えば、冬至や夏至のようにもっと区切りが良い日があるはず・・・)
 等など・・・   (誰か知っている人がいましたら教えて下さい・・・)
2000/07/28 (金)  一週間という単位は奇妙である。まず、「7」を一つの単位とした根拠は何か?
 
 恐らく「一週間」という単位を定めるにあたり、当時発見されていた「不規則な運行をする天体」の数をそのまま当てはめた、というのが妥当なところであろう。
 月と太陽、そして地球を除く土星までの5惑星がそのまま曜日になっている。

 もし、一週間という単位を制定する時代に、天王星、海王星、そして冥王星が発見されていたら一週間は「10日間」になっていたかもしれない。
2000/07/27 (木)  「コンコルド」と言えば、僕らがコドモの頃はまさに「夢」の実現の象徴であった。
 今から30年くらい前は「2000年はこんな世界になる」といった読み物をよく目にし、そしてワクワクしていたものだった。

 で、当時言われていたことはほとんど実現していないように思われる。
 僕らが夢見た人間型ロボット(いわゆるアンドロイド)はまだまだありえそうもないし、マッハ10の旅客機もない。いや「リニアモーターカー」すら営業していない。
 ガンも水虫も、風邪すらも「特効薬のない」時代が続いている。

 逆に「半導体」の分野がこれほど異常に発達することは、だれも「夢」にも思っていなかったに違いない・・・
2000/07/26 (水)  昔から「笑う角には福来り」と言われます。
 最近の研究でも、よく笑うと体の抵抗力のもととなる細胞(ナチュラルキラー細胞)が増え、場合によってはガンさえも治ってしまうそうです。

 と、テレビで言っていたので、かみさんに
「だから僕はギャグを連発するんだよ」と言ったところ、
「あなたのギャグは笑えないから、効果は無い」と言われてしまった・・・
2000/07/25 (火)  7月20日付けの日記で、「仕事をためてしまった」と書きましたところ、ある方より質問が寄せられました。
 「歯医者が、治療以外に何の仕事をしているのですか?」と。

 まず、個人で開業しておりますと、日々の経理や給料計算、そしてレセプト(診療報酬明細書)の作成、人事管理や物品の管理などはしっかりとやらなければなりません。
 つまり、営業、経理、人事、庶務、宣伝、などなどを一人でやらなければなりません。

 あと、通常「銀歯」や「入れ歯」を作ったりする仕事は「技工所」にまかせるわけですが、自分でできることは自分でやっております。例えば、仮の歯を作ったり、歯型をとるトレーを作ったりすることです。
 先日ためた仕事は、まさにこれでした。
2000/07/24 (月)  昨晩の民放の「200X」という番組で、最近の記録媒体は2〜30年で記録が損傷されてしまう、という内容を放映していた。
 そう言えば、最近CDの音飛びがひどい。聴くに耐えられなくなったCDも何枚かある。

 先に書いた、「レセコン」(診療報酬請求書を作成するソフト)も2〜30年でだめになるのだろうか・・・
 バックアップを取ってもそれがだめになれば、文字通り元も子もなくなる。

 紙やフィルムの保存可能期間は300〜500年。

 そして、もっとも保存期間が長いのは「石版」だそうだ。
 やはり「昔は良かった」、ということか・・・
2000/07/23(日)  最近、ここ札幌は非常にじめじめした天気が続いている。
 「梅雨」みたいだと思ったら、「梅雨前線」が停滞していた。

 こんなことは滅多にないことだ。もともと北海道は梅雨がないとされている。例年この時期はカラっと晴れて、爽やかな夏日が続くはずだ。
 南の島では地震や火山活動が頻発している。

 天も怒っているのだろうか・・・
2000/07/22 (土)  最近「デジタル・ディバイド」という言葉を耳にします。
 おおざっぱに言えば、企業などで「パソコンに精通している人と、そうでない人との間で仕事の出来具合に格差が生じ、結果的に年収にも差が生じていること」と僕は理解しています。
 技術が進歩し、情報量などにおいて個々人で格差が生じてきているのは事実のようです。

 昨晩は、友人達と親睦会を開きました。その中のメンバーでもデジタル・ディバイドは存在しておりました。
 それこそコンピューター会社に勤務しバリバリの人から、「インターネット、Eメールって何?」という人、「検索ってヤホーか?」と失笑を買う人、様々です。

 IT革命と騒ぐ某国の首相も、先日初めてパソコンに触ったそうですが、我が国のIT革命はまだまだこれからの感があります・・・
2000/07/21 (金)  最近、やたらと変なセールスが多い。
 一番変なセールスは、「人生改革セミナー」のようなセールスだった。
 意識を改革して成功人生を歩もう、といった主旨だったと思う。

 説明がオカシイ。「あなたを株式会社に例えますと」なーんてわけのなからないことをおっしゃる。

 こどものころ頑丈な鎖に繋がれた象は、大きくなってからも鎖から逃げようとしないのは、「どうせあがいても無駄だ」と思っているからだ、などと言う。
 誰が象の心理を読めると言うのか?(僕の解釈はこちら)

 僕がのらりくらりと「わけの判らない」説明をかわしていたら、セールスマンはキレかけてきた。
 心の中で思った。
「意識を改革しなければならないのは僕ではなく、あなただ」と。
2000/07/20 (木)  今日は海の日で休みです。

 僕は泳げないし、磯の香りも嫌いなので、「海」は無縁です。
 3年前、一度海辺でキャンプしたら、ほとんど一睡もできませんでした。
 波の音が怖かった・・・
 トイレも汚かったし・・・
 金属は錆びるし・・・

 今日の休みを当てにして、仕事をためてしまった。仕事仕事・・・
2000/07/19 (水)  今日は月に一度税理士さんが来る日です。
 いつも、「もうちょっと売上が上がればいいのにね・・・」と二人で嘆き合っています。

 入ってくるお金は少しづつは増えているのですが、なぜかそれを上回る勢いで出て行くお金が増えていく・・・
 飲みにいったり、遊びにいったりしているわけではないのですが・・・

 グチっぽくなってすみません・・・
2000/07/18 (火)  保険金目当ての凶悪犯罪が後を絶たない。
 
 比較的検挙されているようにも見えるが、多分表沙汰になっていない事件は相当な数があるに違いない。
 今回の奈良の未遂事件も、3度目でようやく明るみにでた。

 和歌山のヒソ入りカレー事件も、あの事件を起こさなければ過去の事件は明るみに出なかったに違いない。
 
 とにかく生保各社の加入審査を徹底していただくしかないのだろうか・・・
 それにしても、「我が子」に手をかける神経が判らない。
2000/07/17 (月)  札幌は、昨晩終夜雲がかかって、世紀の月食は見られなかった。
 今回に匹敵する月食は1787年後の西暦3787年。

 そのころ人類が途絶えていませんように・・・
2000/07/16 (日)  最近開業する歯科医院の大多数は、当初よりカルテや「診療報酬明細書(いわゆるレセプト)」を作成するコンピュータを導入するらしい。システム全体で300万円もする。
 当院にも先日ある企業がシステムの説明に来ていた。

 今現在、当院ではカルテもレセプトも手書きである。10年位前まではほとんど手書きでやっていたはずである。
 確かにコンピュータは便利だと思うが、「診療の質を実質的に高めてくれる」性質のものではない。
 手間を軽減してくれるだけである。

 僕は同じ300万円あったなら、「診療の質」を高めることに使いたい。その方が患者さんのためになるからである。

 そして、今でも忘れられないのが、開業するとき「僕はレセプトコンピュータを導入しません」と、ある業者に言ったとき、営業マンに「あきれたような顔」をされたことである。
2000/07/15 (土)  福岡の小児歯科で、2歳の女の子が歯科治療中死亡したという報道を目にしました。
 気の毒なことです。

 原因は判っていないとのことですが、命に影響がでるでないは別として、「ネットとタオルで固定し、口にはゴムのマスクをかけ、3人の歯科医師が、かわるがわる右下4本の歯を治療した」と新聞には書かれていました。そして、治療が終了してマスクを外すと呼吸も心臓も止まっていたとのことです。

 治療方針に口を挟むつもりはありません。が、その歯科医院は原因がどこにあるのか、追求すべきでしょう。
 「原因を追求しないまま、その歯科医院は営業を続けているのは納得できない」とは、亡くなったお子さんの親の弁。

 歯科全体の信頼を失墜させないためにも、徹底的に原因を調べてほしいものです。
2000/07/14 (金)  2000円札と、新500円玉が相次いで発行されるらしい。
 どうでもいいことと思っていたが、実は困ったことがある。レジスターに2000円札を入れるところがないのだ。
 今使っているレジスターはまだ1年半しか使っていない。新しいものに買いかえる余裕もない。

 つり銭として用意しなければいいかと思ったが、患者さんが支払いに使うと受け取らざるを得ない。やはり買い換えが必要か?

 恐らく全国の小売業のほとんどは2000円札が入るレジに代えるだろう。自動販売機も2000円札と新500円玉も受け付けるよう改造せねばなるまい。
 特需となるのは一部のメーカーだけだ。

 歯科にも特需が欲しい・・・
2000/07/13 (木)  NHKで、火曜日夜放映している「プロジェクトX」という番組は面白い。
 「プロジェクト」は、ビデオレコーダーのVHS方式の開発であったり、青函トンネルの工事であったり、キッチンユニットの開発であったりと様々であるが、従来のドキュメンタリーとは一味違った切り口で展開する。
 プロジェクトに携わった方々の「秘話」が中心となっているのだ。

 おとといは「YS-11」(前編)だった。
 何より驚いたのは、開発予算の獲得のため、実物大の木製模型を作って公開したということである。コックピットや客席や車輪格納の状態までそっくり再現したというからすごい。
 この模型で国家予算がついたらしい。

 いつもこの番組を見て思うことだが、「高度成長期」においては、情熱を傾けて「モノ」を作っていたんだなあ、と関心させられる。全て手作業である。

 コンピュータ制御された工作機械よりも熟練工の方が、仕事は的確らしい。 
2000/07/12 (水)  7月16日に皆既月食があるらしい。今回は月が陰る時間が長く、ミレニアム級らしい。

 2000年ということで、何でもミレニアム級である。食中毒も多分ミレニアム級だろう。少し明るさが見えてきたとは言え、不況もまたミレニアム級だ。
 もしかしたら、少年犯罪の多さもミレニアム級か?

 良く判らないのが、某球団の「ミレニアム打線」。よそから引っ張ってきた4番打者を並べれば、それがミレニアムということなのか?

 今年は20世紀最後の年である。文字通りに解釈すれば、今年がまさに「世紀末」であるはずだ。でも世の中の雰囲気は世紀末は去年で終わった感じがある。
 いい意味での「ミレニアム級」のニュースはないものだろうか・・・
2000/07/11 (火)  開業していて、わずかではありますが従業員を雇っておりますと、「教育」というものが如何に難しいものであるかを思い知らされます。
 みなそれぞれ価値観が違うし、育った環境も、今現在の環境も違うし、何より年代が違うと「ハナシ」も全然合いません。

 僕は教育というのは文字通り「教えて育てる」ことだと思っています。そして一番大事なことは、人それぞれには「いいところ」と「悪いところ」がある、ということを認めることだと思います。
 それを踏まえた上で、いいところは伸ばせばいいし、悪いところは表に出ないようにすればよいのです。

 学校教育の現場も「学級崩壊」や、相次ぐ未成年者の凶悪犯罪などといった問題が相次いでおりますが、恐らく「画一的な教育」が元凶だと思われます。
 学校の先生は「教える」ことだけに重きを置き、教育の「育」〜育てるという字が含まれていることを忘れているのではないでしょうか?

 少子化が進み、先生一人あたりが担当する生徒数は昔に比べればはるかに減っているはずです。そろそろ「画一的な教育」はやめて、一人ひとりの個性を重視する教育に切り替えてくれればなあと、子を持つ親として思います。
2000/07/10 (月)  あるファストフード店の店頭メニューに「スマイル:¥0」と書かれている。
 文字通り受け取れば「笑顔にお代はいただきません」ということなのであろう。
 企業のポリシーを示しているつもりなのだろうが、僕の目にはちょっと奇妙に映る。

 そもそも「サービス業」の最大のサービスは笑顔である。 

 そして、もしこの笑顔に価格をつけるだけの価値があるのなら、その価格はもともと「商品に含まれている」と解釈できるからである。
 もし表示するのなら、「笑顔がなかったら、商品の代金は返却します」くらい書くべきである。
2000/07/09 (日)  ちょっと日が経ってしまったが、7日は「七夕」だった。もっとも北海道では一般的に8月7日が七夕となっているが・・・
 七夕はもともとは中国から輸入した行事と聞く。

 我が国にはあまり「星」にまつわる慣習はない。西洋では戦局を「占星術」で占ったりすることにくらべると、星の運行に運命的なものを感じていないのだろう。

 四季の移り変わりがはっきりしている我が国は、農業における種々のタイミングを計るにも星を見上げる必要がなかったという説もあるし、また星にロマンを求めなくても身近にロマンを感じることがたくさんあったのだろう、とも考えられる。

 比較的街中にある我が家から、ほとんど星空は見えない。もっとも星空を見上げて感慨に耽る余裕もないが・・・
2000/07/08 (土)  日記を始めて一週間が経過しました。「歯」に直接関係していることだけ書いても、すぐネタが枯渇するので、社会の動向にもアンテナを張っていなければなりません。

 そして、堅いことばかり書いていてもつまらないので、たまには「冗談」のひとつでも書きたいと思っております。今日はその第一弾。

 クイズ:食中毒の季節です。食料品、特に生鮮食料品の保管に適した温度は何度がいいでしょう?
 答え:ここをクリック
2000/07/07 (金)  大手食品メーカーのズサンな衛生管理体制が明るみに出ました。本当に考えられないことです。
 昨年の核燃料再処理施設での臨界事故でもそうでしたが、「マニュアル通りに作業しない」ことが最大の原因でしょう。もちろん企業倫理の欠如や効率優先といった側面もあることも見逃せませんが・・・

 僕は「作業マニュアル」というものは大嫌いです。当院でもスタッフの仕事のマニュアルは作っていません。マニュアルがないと仕事ができないような人はいらない、ということです。

 そもそもマニュアルなんか作るから、「マニュアル人間」ができるのです。
2000/07/06 (木)  約半年前、歳が明けたら何かあるかもしれない、と騒がれていた。いわゆる「コンピューター2000年問題」である。もともと問題がなかったのか、対策が万全だったのか、ほとんど大きな弊害は表沙汰にはならなかった。

 僕も長期保存できる食料や燃料、電池などを買いだめしてしまったが、今だ消費しきれずたまっているのが「乾電池」である。単三なんかアルカリで50本位もある。
 黙っていても少しずつ放電してしまうので、使わないともったいない。でもそういう時に限って、使用中の乾電池が寿命を迎えない。

 あの半年前の騒ぎは何だったのだろう、とつくづく思う。「消費」を回復させるための策略だったのではないか、とさえ勘ぐっている。
2000/07/05 (水)  診療室で使っている「タイマー」の音が小さくなった。ああ、これは電池が消耗したためだろう、ということで、ボタン電池を買ってきて入れ替えたが、やはり音は小さいままである。

 もしや、と思ってタイマーを思いっきり叩いてみた。
 直った。
2000/07/04 (火)  週刊誌の見出しで「虫歯が多いと、子供がキレやすい」といった内容を目にしたことがあります。
 確かにそういう「実態」はあるかもしれませんが、因果関係は誤認していると思います。

 原因と結果を取り違えています。つまり、「虫歯が多いからキレる」のではなく、「虫歯を多く作るような家庭環境」がキレる子供を作る原因と考えます。

 特に就学前の小さなお子さんがいる家庭では、是非一日一回は親が歯を磨いてあげてください。スキンシップにもつながります。
2000/07/03(月)  初めての日、左の頬をぱんぱんに腫らして受診した4歳の「たっちゃん」(仮名です)。大泣きして口を開けてもくれません。
 どうやら左の奥の歯に深い虫歯ができて、神経がやられ、骨まで炎症が達しているようです。以前かかっていた歯医者さんで、怒鳴られたり、押さえつけられたりと、すっかり「歯科恐怖症」にもなっちゃっています。

 まず、炎症に対しては「化膿止め(抗生剤)」を飲んでもらい、毎日来てもらって慣れてもらう作戦をとりました。
 毎日通うこと2週間。ついにたっちゃんは口を開けて治療をさせてくれるようになりました。

 今では麻酔の注射もへっちゃらです。大きくなったら「ウルトラマン」になりたいと教えてくれた、たっちゃん。もうすぐ治療が終了します。

(このコーナー、とりあえず、3日坊主はクリアーできそうです・・・)
2000/07/02(日)  一民間企業の再建のために大量の「公的資金」が投入されるそうです。その一方、その会社の前会長の過去10年間の報酬は44億円だそうです。
 まあ、為政者もいろいろ思惑もあるのでしょうし、倒産させた場合の色々な影響も視野に入れての決定なのでしょう。

 振りかえって、医療や福祉の予算は相対的に削られっぱなしです。
 社会構造の変化で、疾病は複雑化し、治療技術自体は高度になり、そして高齢者が増え、医療費が増えるのは当たり前のことです。

 「この国の屋台骨を支えているはずの国民一人ひとり」が健康であることが、我が国の経済復興には欠かせないはずです。
 医療や福祉といった分野にも気前良くポンと「公的資金」を投入して欲しいものですが・・・
2000/07/01(土)  「ヒトゲノム」(遺伝子情報)の解析にひととおりのメドがたった、という報道を目にしました。クローン技術も進歩してきておりますし、遺伝子操作で「歯」だけクローンを作る技術もアメリカでは研究中とのこと。

 そのうちに「虫歯」の治療というと、削って詰めることではなく、遺伝子情報から新たな「歯」を作って「歯を入れかえる」ことになるかも知れません。

 科学ばかり先行して、「人間の質」がおいてきぼりになっていると感じるのは僕だけでしょうか?
2000/06/30(金)  僕は今まで日記をまともに書いたことがありません。いわゆる「3日坊主」です。
 でも、今回どうしてもやってみたかったので、始めてみます。

 いちいちページを作っていたら面倒臭いので、気軽に書いて気軽に読んでいただけるように、トップページに持ってきました。
 可能な限り、毎日がんばりますので、お付き合いいただければ幸いです。