=院長日誌補足=
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2003年6〜12月

今年一年、いろいろとありがとうございました。
後半は日誌更新が滞って、せっかくいらしていただいた皆さんに
申し訳なく思っております。

いろいろありましたが、我が家で一番の重大ニュースは、
「自転車が盗まれた」ということでしょうか?・・・

しかし、それよりも重大ニュースは、その盗まれた自転車が
翌日最寄の地下鉄駅で発見され、無事取り戻すことが
できたということでしょうか?

自転車屋さんが驚いていました。
「盗まれた自転車が翌日見つかることなんか滅多にないことだ」と・・・

もう一つ驚くのは、窓の外を見てて、自転車を盗まれるところを
見ていたのに、盗まれてしまったということです。
犯人は近くの高校か専門学校の女子生徒・・・
制服姿で白昼堂々とですよ!

なんか嫌な世相だナァと感じた一瞬でした。
ま、自転車に鍵をかけてなかったっていうのも悪かったんですけどね。
しかし、辺見歯科医院のステッカーを貼っているママチャリを
持ってく人がいるわけがないとタカをくくっておりました。



「ノートPCのHDD換装への道程」

2003年11月27日

20日付けで起動がおかしいと書いたところ、数人の方より
「HDDのケーブルの接続状態が悪いのだろう」ということで
デスクトップの筐体を開けて、IDEケーブルを挿し直してみた。


右下に見えるのがHDD。

後日、あまり症状が改善していないことに気付く。
どうやら「マザーボードに挿さったもう一方も挿し直してみなくてはならないらしい。
ということで、後日落ち着いたらもう一度やり直し・・・

いろいろ壊れる時は一気に調子が悪くなるもので、
副院長の携帯が不調に陥った・・・

しかし、これは原因が明白。
水没である。

携帯電話のショップに持ち込むと、水没は修理不能と言われ、
本日新しい携帯に機種変更してきたようだ。

買ってまだ半年ちょっとしか経過していないのに・・・

そんで、分解魔の魔の手にかかった。
携帯電話の中身はよほどじゃないと見れないと思う。
そして分解するのもやたら骨が折れた。

ネジがそれぞれ隠されているのである。
ラバーや飾りモールなどによって・・・
そしてネジも六角星型、中央突起のある見たこともない
特殊なもの。
それでもなんとかマイナスドライバーの小さいヤツでこじあけた。

水没から一週間くらい経過していたようだが、やはり回路に
錆が浮いていた。




2003年11月20日

そうそう、忘れかけていた。
なぜ、副院長のノートPCの異常に気が付いたかというと、
実は「自分のデスクトップ機」も不調だったからである。

そんで、本格的におかしくなる前に重要なデータをノートPCに退避させようと思ったのである。

数日に一回、多い時はほぼ毎日、起動させようと本体のスイッチを入れると
下記のような画面になってしまう。



要は立ち上がらないのである。
一度本体スイッチ長押しで電源を落とし、再起動させると
だいたい次は立ち上がる。

BOOTとは何たるか判らないのだが、恐らく「起動用のプログラム」
ってな感じだと勝手に想像しているのだが、
これが「見つからない!」とダダをこねるのである。

実は物理的にHDDが不調というより、こっちのデスクトップ機の不調の方が
不気味である。

何かの前兆なのか?
ハードが不調なのか?
それともOSの不具合なのか?

特に前回シャットダウン時に調子が悪いということななく
何の前触れもなく立ち上がらなくなるのである・・・

歳か?・・・



HDD換装に伴い、貴重な「換装記」及び、数々のアドヴァイスを
頂きました「ちびちび」さんに御礼申し上げます。リンクページに追加しました。


2003年11月17日

色々と規格を調べてからヨドバシカメラのPCパーツ売り場に行ったのであるが、
「ノートPC内蔵用HDD」は一つの規格しか置いていなかった。
外箱をあちこちヒックリ返して見てみるが、9.5mm厚ということしか書いていない。
ネジ位置は商品写真で概ね適合しているだろうということしか判らない。

今まで入っていたHDDの容量が6GBであるので、それより
極端に数字の違わないヤツ(8.4GB)を選んで買ってきた。



左が元のHDD、右が新しいHDD。
面白いことに、タマタマだろうが、どちらも中身はHITACHI製であった。
何となくちょっと安堵する・・・

早速コネクターに挿し込み、筐体を元の姿に戻す。
物理的に換装は完了した。
あっけなかった・・・

「PCの部品をイジる時は静電気に注意しましょう!」と
よく聞くので、風呂上りに作業を行った。
風呂上りは身体にたっぷりと湿度が残っていて
静電気は発生しないだろうと思ったからである。

そして、OSのリカバリーを行う。これもあっけなかった。

かくして、ノートPCは見事に蘇った。
というか、あまりにあっけなかったのでハナシとしては
面白くないかも知れない。

その後、いろいろとデータを移したり、種々のアプリケーション、ドライバを
インストールしたりして、「さて・・・ネットに繋がっているか確認」というところで
つまづいた。

ネットに繋がらないのである。
無線LANカードのドライバもインストールした。
接続状態を示すランプもちゃんと点灯している。

これには3時間ほど悪戦苦闘した。
実は、前回無線LANカードの設定時も悪戦苦闘した記憶があるのだが
どこをどう設定したのか全然覚えていなかった。

でも、とにかく色々いじっているウチに繋がるようになった。
恐らくローカルネットワーク設定のIPアドレスが間違っていたのだろうと思うが、
また、何が間違っていて、それをどうしたら接続できるようになったか
記憶にない・・・

とにかく人間は「喉元過ぎれば熱さ忘れる」動物であるから・・・


2003年11月12日

さて・・・「ナマのHDD」って見たことがない。
サイト上の写真では見たことがあるが、現物は初めてである。
だからどれがどれなんだかサッパリ判らなかった。

ザッと見回してみてもどれがHDD?って感じである。
CD-ROMドライブとFDD、そしてPCカードスロットは判る。
そして、おお!これがCPUか〜!っていうのも判った。


これはキーボード直下である。左上の黒っぽいのがPCカードスロット。
右端に見えるのがCD-ROMドライブの後端。
それに挟まる銀色の正方形がAMD・K2(だったかな?)というCPU。

色々な角度から見渡してみたが、やはりHDDと思われる物体はない。
???だった。

そして、まあどうせダメ元だと思い、昨日の画像の左下にある銀色のカバーを
外してみた。そこは外から見るとFDDが存在する場所のハズである。

ん?良くみるとFDDとHDDが重なって二階建てになっているではないか!
よもやそんな構造になっているとは夢にも思わなかった。

そして、なんだが平べったいコードを「エイや!」と
引き抜いたのであった・・・



小さな電卓ほどの大きさの物体であった。
厚さを測ると9ミリちょっとある。そしてネジの位置もいわゆる
「新ネジ」と呼ばれる規格のようであった。

「ノートPC用HDD、9.5ミリ厚、新ネジ対応」それだけのキーワードを
頼りにヨドバシのパーツ売り場に向かった。


2003年11月10日

幼少の頃よりモノを壊すのが好きだった。
壊すと言っても「破壊」ではない「分解」である。

もちろん、それはブラックボックスとしての中身がどうなっているのだろう?
という知的好奇心に由来するものであり、そして分解した後は
「ちゃんと元に戻せるだろう」という希望的観測のもとに分解を始めるのであるが
大抵は自力で元の姿に戻すことはできなかった。

小さい頃から、掃除機、カメラ、ラジオ、カセットレコーダーの類を
色々と分解した。
そしてそのどれも自力で元の姿に戻せなかった。

親に叱られたのは掃除機くらいで、後は「諦め顔」で
見られたような記憶しか残っていない。

そうそう、大人になってからはさすがに分別がついて
元に戻せなくなるような可能性がある場合は分解しなくなった。

それでも、先日副院長が「腕時計が動かなくなった。
多分電池がなくなったので交換してもらいに行ってくる」と言った時は
どれどれと、時計の裏ブタをこじ開けてしまった。

小さな豆粒のような酸化銀電池をヨドバシに持って行き、
「これと同じ電池を下さい」と買って来て元に戻すことができた。
まあ、黙って電池交換を依頼すると1000円以上はかかるが、
自分で交換すると400円でお釣りがきた。

別にメカマニアというほどでもない。
パソコンを自作してやろうなんて気はさらさらないが
とにかく、動かなくなったら「まずなんとか自分でやってみよう」という虫が
騒ぐのである。

歯科用の器械のちょっとした断線なんかも自分でハンダ付けして
直してしまう。

というわけで、副院長のノートPCは、「本当にHDDの不調なのか?
HDDを取り替えるにはどうしたらよいのか?
このマシンに適合するHDDは果たして存在するのか?」
な〜んてことを考える以前に下記のような姿に
アッと言う間になってしまったのであった・・・





2003年11月6日

レセプトの集計もまだ終わっていないと言うのに、
先週末くらいから副院長の「COMPAQ Presario1200」というノートPCが不調に陥った。

起動を始め、各動作が異常にノロくなったのである。
しかも、HD作動時にカンラカンラと異音がする。
とっさに「HDDのクラッシュだ!」と悟った。

副院長に「このノートPCはいつ使えなくなってもおかしくない。
ただちに重要なデータを紙なりFDなりにバックアップして下さい」と申し出た。

ところが、副院長は呑気なもので、「そ〜お?あたしゃあ別に
今の状態でも不便は感じてないよ」と慌てた様子はない。

その晩、とりあえず何かしてみようと思い、
ディスクチェックと最適化を試みた。
「多分」「恐らく」HDDの不調だから、そんなことをしても無駄だろうとは
薄々感じてはいたが、まあ一応やっても損はしないだろうという程度だった。
案の定、何も良くはならなかった。後で知ったのだが、HDDがクラッシュしているときに
ディスクチェックをすると益々具合が悪くなることがあるらしい。

翌日副院長に「確実にHDの終焉が近い。今日中に重要なデータを
バックアップしておくように」と再度申し伝えた。
まあ、重要なデータと言っても、そんなに分量はないらしい。
数十名分のメールアドレス、いくつかの文章ファイルくらいの
ようだった。メール自体は一過性のモノで保存しておくほどのものではないと
思っているらしい。
が、それは個々人の認識の違いなので、別にいいだろうと思った。

副院長に「新しいノートPCを買うか?」と尋ねたが、返ってきた返答はこうだった。
「新しいノートPC買うくらいだったら、食器洗い機が欲しい!」

当院にはもう一台デスクトップ機があるので、無理に買うわけにも行かない。
機会があったら、新しいXPマシンがあったらいいなぁ・・・という思いは
今回も見送らざるを得ないようであった。

そして、フと「もしかしてHDDを入れ替えたらどうなるんだろう?」という
無謀な考えが頭をよぎったのである。
そんなことは考えたこともなかったし、どうしてそのようなことを思いついたのか
判らないが、以前ネット上の知人が「HDDを換装したことがある」という手記を
見たような「気がした」ので、それが頭のどこかに残っていたのかも知れない。

そんでもって、再度その手記を見たところ、結局HDDの換装は行っていないらしい。
しかし、一旦その名案を思いついてからは、色々検索をかけてみた。


2003年09月17日
「デジ一眼」

今、めちゃめちゃ欲しいもの・・・それはデジタル一眼レフカメラである。
でも、買わない・・・(買えないわけではない・・・)


さて、先日ファインダーのことを書いて、「デジカメはある意味一眼レフである」
という表現をしたところ、何人かの方より
「じゃあ、一般的なデジカメとデジタル一眼レフカメラの見分け方はあるのか?」
というご質問を受け、「即効性のある見分け方」を模索しておりました。

ファインダーの中に液晶画面を持ち、ファインダーを覗いても
それが真の一眼レフなのか、それとも電子ビューファインダーなのかが
見分けがつかない!という意見がありました。

見慣れるとファインダーの中の見え具合などで区別はつくと
思うのですが、もちろんそれは「慣れ」の問題もあるので
「決定的な見分け方」にはなりません。

さて、真の一眼レフデジカメと、一眼レフもどきの見分け方なんですが、
実にあっさりした方法です。

それは・・・「一眼レフデジカメは撮影する前の段階で
背面の液晶画面に画像が映らない」ということです。

なぜなら、レンズを通った映像はミラーでファインダーに導かれ、
撮像素子には届いていないからです。
つまり、一眼レフデジカメの場合は、背面の液晶は
撮影する前は見ることができず、撮影済みの画像確認のためだけに
存在するのです!

これは機構を考えるとあったりまえのことなんですが、
意外と知られていない事実かも知れません。
(もちろんデジカメに精通した方ならとっくにご承知かと思いますが)

先日某カメラメーカーの札幌営業所で直接バカな質問してしまいました。
「どうして撮影前の画像が背面液晶で見られないのですか?」と・・・
営業所の方は困った顔で返答に窮していました・・・


2003年08月25日
「写真の真髄」

カメラを持てば、誰でもカメラマンになりえる。
「決定的瞬間」とは高名な写真家ロバート・キャパの言葉(写真集)だったと思うが、
誰しも決定的瞬間に立ち会う可能性はある。

実は掲示板でカメラや写真の話題が盛り上がったり、
ここ数週間、いくつか写真展を見たりして、
「ああ、自分もかつて写真を趣味にしていた時期があったなぁ」と
振り返ることしきりであった。

今から30年くらい前までは、写真という趣味は
ちょっと敷居が高い部分もあった。

それが、一眼レフの自動露出化、そしてその後の
オートフォーカス化により、誰しも「基本的な知識」を
持つことなく本格的な写真を撮ることが可能となり、
ある意味「一億総カメラマン時代」と言っても過言でないくらい
写真という趣味はブームになってしまった。
いや、ブームというより電話をかけるとかテレビ番組を見ると
同じくらい日常の動作になってしまったと言っても
いいかもしれない。

若い人の撮ったピントのボケたような写真がもてはやされたり、
ワザと斜めに写したような写真が新鮮と言われたり・・・
そういうのは僕の目には「一時は面白く見えるかも
知れないが、これは芸術と呼ぶにはおこがましすぎる」とさえ
感じたものだった。

僕が今まで見た写真で一番感動したのは
白川義員という山岳写真家が撮ったヒマラヤの写真の数々である。

その中の一点に、朝日を浴びて「金色に光る山肌の写真」があった。
金色というのは人工的な色で自然界では見られないと
勝手に思っていたので、雪に覆われた山肌がまさに
金色に輝いている様子は実に神々しい限りだと感じた。

彼の写真集の裏書に、「一度山に登って写真を撮り続け
下山すると体重が三分の二くらいになる」と書かれていた。
彼は通常の登山装備に加え、6×7版の大きな一眼レフと
交換レンズを何本も装備して自力で登山し、山岳写真を撮っていたのである。

なんだか当初書こうと思っていたことと話がそれてしまった気もするが・・・

白川義員を検索してみたが、あまりパッとしたサイトに行き当たらない。
もう60歳半ばを過ぎるようだが、未だにどっかこっかで
写真展をやっているようである。


2003年08月13日
「ファインダーとは」

一般的にフィルムを用いる銀塩カメラの歴史は「ファインダーの歴史」と
言ってもいいくらい、ファインダーは重要なモノであった。

ファインダーとは、あえて定義付けすると・・・
「被写体(写そうとするもの)の範囲を過不足なく切り取る窓」
とでも言えばよいだろうか?

簡単そうだが、実に難しいことなのである。

ファインダーの性能は一般的に「視野率」とか「ファインダー倍率」という
数字で表すこともできる。明るさも重要だが数値で表すのは一般的ではない。

視野率とはフィルム面に対し、どれだけの割合がファインダーで示されるか
という数字である。

例えば、視野率90%と言えば、実際にフィルムに写る画面の90%の大きさが
ファインダーで予め見ることができる、ということになる。

もちろん100%あるとよいのだが、現実には一眼レフでも90%からせいぜい
95%くらいが一般的だ。
一部プロ用のトップモデルでは100%という機種もあるが、
重量に影響が出たり、そこまで性能を追求する必要性のなさから
一般的な機種には採用されてはいない。

メーカーも精度が要求される視野率100%はコストがかかるので
敢えて追求しないという側面もある。

そして、撮った写真そのままを観賞するリバーサルフィルムを
用いなければ視野率100%は意味をなさない。
なぜなら、プリントにすることを前提としたネガフィルムの場合は
プリントにする段階で「周囲の約10%をカットされてしまう」という
制約があるからである。

つまり、極端な言い方をすると、ファインダー視野率100%のカメラで
写真を撮って「ファインダーでは端の方に見えていたはずものが
プリントにしたら写りこんでいなかった」という弊害が逆に
生じてしまう恐れがあるのである。

もちろんプロが雑誌原稿や写真集、写真展を前提に写す場合は
その画像を100%生かしきることが可能であるから
視野率は100%であるに越したことはないのだが・・・

そして、この問題は案外デジカメ全盛の時代になっても
起り得ることなのである。

デジカメの背面液晶画面はたいていの場合視野率がほぼ100%であるが、
「写真屋等にプリント依頼すると周囲が若干切り取られてしまう」
ということがあり得るのである。

もちろんモニターで画像を見たり、自分でプリンターで
プリントする際は問題ないのであるが・・・

もうひとつの数字「ファインダー倍率」とは
実際に肉眼で見た被写体と、ファインダーを覗いた時の
被写体の大きさの比率を表す。

等倍であることが望ましいが、ほとんどやや小さめに見える。
デジカメの背面液晶画面ではファインダー倍率という数字はない。
その変わり「液晶モニターの大きさ」という数字が
重要になってくるのだろうと思われる。


2003年08月12日
「カメラの分類」

従来の銀塩カメラ(フィルムを用いて撮影するカメラ)の分類は
大きく分けて

1)フィルムサイズによる分類
・大判カメラ(シート状のフィルムを用いる)
・中版カメラ(ブローニーフィルムという大きな巻きフィルムを用いる)
・35ミリカメラ(フィルム幅が35ミリのフィルムを用いるカメラ)
・超小型カメラ(35ミリ未満の巻きフィルムを用いるカメラ)

2)ファインダーの形態による分類
・一眼レフカメラ〜撮影用のレンズが「レフレックスミラー」によって
ファインダーの方へも映像を送れるようにした機構のカメラ
・レンジファインダーカメラ〜撮影用レンズとは別に「撮影可能な範囲を
だいたい判るように別の窓で確認できるカメラ
・二眼レフカメラ〜撮影用のレンズとは別に縦に同じような
レンズが並んでいるカメラ
・コンパクトカメラ〜原則的にレンジファインダーはレンズ交換ができる
カメラを指すのに対し、コンパクトカメラはレンズ交換できない
カメラを指すことが多い。

3)レンズ交換の可否による分類
・レンズ交換が可能なカメラ
・レンズ交換はできないが、アダプターなので望遠広角などが撮影できるカメラ
・レンズ交換ができないカメラ

などに分類することができます。ただし、「学術的、あるいは工業規格的」に
分類されているわけではないので、大雑把なものです。

一番汎用性があり、色々な用途に柔軟性を持って対応できるカメラが
「レンズ交換のできる35ミリ一眼レフカメラ」ということが言えると思います。

もちろん、ライカなど頑として「レンズ交換のできる35ミリ
レンジファインダーカメラ」を延々作り続けているメーカーもありますし、
我が国でも「中版カメラ専門メーカー」といった頑固なメーカーもあります。

余談ですが、デジカメは「ある意味」一眼レフカメラと言っても
過言ではありません。それは「撮影するレンズ」によって
「撮影できる範囲」が予め液晶画面で判るからです。

まあ、それをさて置いたとしても、一眼レフカメラは
様々な用途に対応できるカメラ形態として、ここ40年くらいの間は
カメラの王道として君臨してきたんだろうと思います。


2003年07月14日

「リソース考」

さて・・・先週、98系のリソースは64KBしかない
雑誌を鵜呑みにして書いていたが、よく考えると
「64KBなんていう容量は実に小さすぎる」と思われないだろうか?
単純計算で64MBの約千分の一である。

そもそも「リソースとは何ぞや?」・・・未だによく判っていない。
「Re」がつくくらいだから、「再び」とか「また」っていう意味合いがあるのだろうか?
などと邪推してみたりもする。

雑誌に詳しく解説されているのだが、実のところ
「なんとなく判ったような気がする」程度の理解しか得られない。

ハナシを戻すが、マイクロソフト社はどうして98系のOSに
64KBという極めて小さい、非実用的な容量しかリソースに
割り振らなかったのだろうか?

まあ、98というOSが作られた当初はメモリーの価格も
高くて、あまり容量を割り振ることが勿体無い、あるいは
パソコンを長時間つけっぱなしにする、あるいは
数々のアプリケーションを同時に立ち上げて並行処理させるということを
想定していなかったのかも知れない。

あるいは、それ以前の95というOSの仕様をそのまま
引き継いだのかも知れない。

しかしながら、その後標準的なメモリが64ないし128MB積まれる
Meまでもがそのまんまの仕様というのも疑問が残る。
Meは聞くところによると、実に評判が悪い。
まあ、98よりもOS自体は重たくなり、さらにリソースが限られているのだから
当然と言えば当然なんだろうなぁ・・・


2003年07月07日

「リソース対策」

雑誌の記事からパソコンのメモリの「リソース」ということが気になった。
結果的には「めもりーくりーなー」というメモリを適度に白紙状態にする
フリーソフトがリソース対策に役立つようであるということが判ったが、
色々調べてみると、面白いことが判ってきた。

というよりも、どうして98SEパソコンを使い始めて3年あまり経過してから
そういう情報に触れるのか、どうして今まで知らなかったのか、
ということだらけで愕然としているのであるが・・・

「98系OS」(Windows98、98SE、Me)はよくフリーズする。
特に色々なソフトを立ち上げたり、起動・終了を繰り返したり、
長時間パソコンを立ち上げっぱなしにしたあと起り易い。

これは98系の宿命のように言われてきたし、そういうものだと思ってきた。
それが、色々調べてみると「起るべくして起っている」ということが
だんだん判ってきたのである。

まず、今まで知らずにビックリしたことを二、三紹介する。
もちろん「そんなこと以前から知ってたよん」と言う方は読み進める必要はない。

1)98系のリソースは「64KBに固定されている!」
以前、フリーズしやすかったら「メモリの容量を増やせばよい」と聞いたことがあった。
これは一理はあるが二理はない。

98系は総メモリの中でOSやら16ビットアプリ、32ビットアプリなどが混在して
使用する仕組みになっているらしい。

 そして、その中でアプリケーションが使用できるリソースというのは
64KBに限定されているというのだ!
物理メモリを256MB積もうが、512MB積もうが
リソースは64KBのままらしい。
(これが2000/XPだと「物理メモリ=リソース」となり
リソースの不足は滅多なことで起りずらいらしい)


2003年06月25日

どうも最近九州での凶悪犯罪が目立つような気がする・・・

対して北海道はどうかと言うと、連行中のパトカーから
容疑者が脱走し、警察の包囲網をかいくぐりながら
延々逃走し、ついに今日再度捕まったというニュースがあった。

犯人の顔写真が連日新聞やニュースで流れていたが
どうみても「凶悪そう」な顔つきではない・・・

北海道は犯罪もなんとなく大らかで、また警察ものほほんと
しているのかなぁ?と思う今日この頃ではあった。

(もちろん、過去には重大な犯罪、凶悪な犯罪は多々あるんですけどね・・・)


2003年06月24日

一昨日の夏至の日、全国的に夜の8時から10時までの間、
電気を消しましょうというキャンペーンが行われていた。

我が家もそれにならって8時から10時の間、テレビやパソコンも含め、
発光を伴う電気製品を全て消してみた。
(冷蔵庫や、ビデオの主電源は消さなかったが・・・)

何本かのロウソクで過ごしたわけであるが、一つ面白いことに気がついた。
ほとんど暗くて何も見えないのでメガネが必要ないのである。
文字を読んだり、細かい作業をするわけでもないので
メガネなしでも全然苦にならない。

今カラほんの100年くらい前は一般家庭に電灯は
なかったんだろうなぁ〜と感慨に耽りながら
過ごした二時間ではあった。


2003年06月20日

「メリハリ」という言葉がある。
「お金の使い方にメリハリを持たせる」とか「メリハリの効いた音楽」
などと言った使い方がされる。

語源が気になった。
なんとなく「メリヤス」や「メリケン」などと語感が近いことから
オランダ語か何かから由来しているのかなぁと思って
辞書を繰ってみると全然違った。

元々は「めりかり」というらしい。
雅楽で音の高低や抑揚のことを指すらしい。

ということはメリハリではなく「めりはり」と平仮名で表記するのが
正しいんだろうなぁ・・・